2007年08月の記事 | OVER THE RAINBOW 


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いざ京都へ(2)


暑い京都をただひたすら歩き、錦市場に到着。2本のペットボトルは既に空になり、その分私のバッグは軽くなったけれど、2人とも汗だく状態。何だかお風呂に嫌気がさすくらい入っていたような気分。きっと血圧もあがっているような気がする。夏に血圧が高くなるのは、危険なんだって。

錦市場を歩きながら、主人は横浜橋商店街に似ているなんて、話しかけてくるのだけれど、私には通路を広くした六角橋商店街に見えてくる。横浜の人じゃないとわからない話だね。庶民的雰囲気の商店街ということなんだけれど。

お父さん、どこに似ていてもいいから、エアコンの効いてるところで休みたい。私がそう言うと、主人は、え〜?と大きい声。何か私がそんなに驚かせるようなこと言った?どうも私たちはお互いに、え〜?が口癖になっているようだ。私の(え〜)は、本当なの?の意味で使うのが多いけれど、主人は笑わせようとするときに(え〜)を使うみたい。そんな分析を今してどうする。それに私は全然笑えない状況なんですけど。すみません、アイスコーヒー私の分はLサイズでお願いします。

お店で冷たいものを飲んで、やっと落ち着いたところで、またもや出発。八坂神社に行くのに、また歩くの?でも錦市場から、ずっとまっすぐに歩いていたらしく、四条通ではなく三条通に出てしまっていた。パンクのお兄さんがそばにいたので、行き方を聞くと、とても親切に教えてくれる。でもかなりありますよ、歩いて行くのは大変ですよと、心配してくれる。え〜〜〜ん(泣)そうだよね。誰だって、そう思うよね。他人の方がよっぽど優しい。

ともかく教えてもらった道を、またもやひたすらに歩く。暑い、暑い!両足の小指が痛くなってきた。裸足で歩きたい。一生懸命歩いて木屋町通に達して、鴨川沿いに行こうか迷ったのだけれど、先斗町通を歩くことにした。やっとの思いで先斗町界隈にたどり着く。主人はえらく先斗町が気に入ったようで、京都だ、京都だと大喜び。お母さん、こういうところが京都だよねと、元気いっぱい。

お父さんは、本当にタフだね。やっぱりスリムな人は、夏に強いのね。でもここまで歩かされると、私のムカツキ度を、主人も微妙に感じているらしい。お母さん、今晩はここの川床で食事にしようよと、私の機嫌をとってくる。川沿いだから涼しいし、京都らしいよとかなり危険度を察知しているようだ。ねえ、お父さんてご飯の事さえ言えば、私の機嫌が直ると思っているところがない?それは正しいけれど、今日は別よ。うん、いいよ、私は疲れ果てて喜ぶ気力もない。お父さん、荷物持ってよと渡すと、いいよと気持ちよく持ってくれた。



先斗町通から四条通に出て、四条大橋の欄干にしがみつく。暑い〜。足痛い。服着替えたい。暑すぎたのか頭が重い。でも鴨川、気持ちいい。突然そばにいた酔っ払いのおじさんが、主人にいろいろと話しかけてくる。鴨川の魚が、あ〜でもない、こ〜でもないという、どうでもいい話なんだけれど。主人は人当たりのいい人なので、適当に相槌を打って、にこやかに対応してあげている。

おじさん、もう少し話してあげてもいいけれど、同じ話を何回も言ってるし、ここってまだ日差しが当たるから、暑いんですけど。もう許して。じゃあね、おじさん早く家に帰るのよ、バイビー。

お母さん、祇園に寄ってから八坂神社に行こうねと、主人。はい、わかりました。お父さんのお好きな所なら、どこまでも。少し先に見えるスタバを指をくわえて我慢して(キャラメルフラペチーノさようなら)、祇園に到着。



主人は祇園も気に入ったらしい。お母さん、夜は無理でもお昼のランチがあるらしいよと、好奇心旺盛な主人は、あちこちのお店を見て回っている。そのうちに姿が見えなくなってしまった。別に誘拐される年齢でもないので、そのうちに帰ってくるだろうと、風の通り抜ける場所で待つことにした。

待っても、待っても、なかなか帰ってこない。それでも待っていると、楽しそうに歩いてくる姿が見える。お帰り。歩きながら、祇園の細かい場所まで説明してくれる、そのややおびえ気味のところが、可笑しいよね。

じゃあ八坂神社に行きましょう。そこで今日の観光は終わりにしようねって言ったのに・・・・・

    つづく・・・


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いざ京都へ(1)


どうして夏の旅行が京都になったのかはっきりしないまま、いざ京都へ。京都のガイドブックを1冊バッグの中に入れて、決まっているのは新幹線の時間と、ホテルだけ。新横浜から新幹線に乗り、京都に到着。ホテルの送迎バスに乗って、リーガロイヤルにチェックインして、ホッとひと休み。新幹線て楽だな〜と主人はのんびりしているけれど、私はこれからの行動を想像して、嫌〜な予感がしていたっけ。じゃあ、そろそろ見物に行こうかと主人が言いだしたけれど・・・

どうしてお父さんのお財布・携帯・ペットボトルまで、私のバッグに入れて持ち歩かなくちゃいけないの。私の持ち物以外にも、ガイドブック、デジカメとその電池まで入っているのよ。お父さんもショルダーしてよと言っても、肩がこっちゃうし、うっとうしいからと何てふざけた返事。仕方なく全部持って、さあ出かけましょう。送迎バスで京都駅まで行って地下鉄かバスに乗ろうねと言ったのに、歩いた方が気持ちがいいから、歩いて錦市場まで行こうよと、楽しそうに答えが返ってきた。

何だって〜!誰がこの暑さの中を歩いて、気持ちいいなんて言うのよ。私は寒さより暑さに弱いから、プッツンするとただでさえ無い自制心が完全に無くなって、本当に怖い事が訪れるよ。それでも着いてすぐにもめるのは嫌なので、熱中症になっちゃうよとさりげなく断っているのに(私にしては信じられないくらいの優しさ)、いい運動になるよ、はいこれお母さんのと私の分のペットボトルまで持たされる始末。重すぎる。

道路からの照り返しの中、まず京都駅まで。全然下調べをしていないので、わかりやすく歩くしかないという状態。途中でここがオムロンの本社だよと教えてもらっても、私全然興味ないんですけど。それがどうしたって言い返さなかっただけ、私も成長したな〜。

2人で京都駅を見ながら、どうしてこういう駅なのかね〜と不思議がる。これがいいと思ってしたんだろうけれど、もったいないなと言うのが2人の感想。京都駅を背にして、さあこれから錦市場だね。いったいどのくらい歩けばいいの?と聞くと、まっすぐ行けばいいんじゃないと、主人はたいして距離はないような言い方をする。じゃあ、行こうか。



暑い!重い!暑い!重い!の繰り返し。何で歩かなくちゃいけないの?地下鉄もバスもあるし、タクシーなんて横浜よりいっぱい走ってるよ。新幹線で座りっぱなしだったから、歩かないと気持ち悪いよねと主人は言うけれど、こんな暑い中歩いてる方が気持ち悪くなるって言うの。

なんだったら、別行動したっていいのよ。やっぱり歩くと気持ちいいねって、私が言うときの半分は、家庭平和のために合わせてあげているんだって、わからないのかな?でも私は、許されれば自分1人だけで、ハワイでも京都でも行っちゃう人間だって、主人は知っている。横浜に、ずっと残されるのも嫌なんでしょう?これからの人生を、2人で楽しもうと努力してくれるのはわかるけど、お父さん、今の状態は全部裏目に出ているみたいですよ。ああ、頭がボーッとしてきた。ほらお母さん、バスや車は渋滞で動かないから疲れるよって、主人が話しかけてきた。

エアコンの効いているバスや車の中で座っているのと、この炎天下歩いているのとどっちが疲れるか、誰に聞いたってわかりきったことでしょう。乗っている人たちは私たちを見て、大変だな〜って思っているわよ。あ、そう。口を開いて、話をすることさえ面倒になって来た。一般的に、こうやって夫婦間の会話がなくなってくるっていうことに、そろそろ気づいた方がいいと思うよ。

     つづく・・・


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ついに京都へ


毎日暑い日が続いて、本当にうんざり。ついに京都に遊びに行く日が明日になった。もう想像するだけで、京都の暑さに頭がクラクラしてきそう。何しろ主人はすごく歩く人なので、それがとっても不安。歩くことが健康にいいのはよくわかっているけれど、何でも限度ってあるでしょう?主人と旅行に行く時は、バンドエイドとトクホンは必需品。

GWに伊豆に行ったときも、歩いて踊り子街道から滝めぐりをして、もうこれ以上いいだろうと思うのに、ペンションまでの帰りのバスは途中で降ろされちゃった。どうするの?と聞くと、ここから川沿いの遊歩道に出て歩いて帰ろうと、1人で張り切っていたっけ。遊歩道って言ったって、もう桜は咲いてないよ。昨日の散歩だって、その遊歩道を往復歩いたじゃん。

それでもず〜っと海に着くまで歩かされて、最後は海岸散歩のダメ押し。やっぱり歩くと気持ちいいよね〜って満足そうだったから、一応夫婦円満のためにそうだねって言ったけれど、今思うとディズニーランドに行った時の2倍以上は確実に歩いた気がするよ。お父さん、健康のために歩くのはいいことだけれど、夏の京都で、熱中症になったらどうするの。台風の時に防波堤に行かせるような危険なこと、私にさせないでよ。

お母さん、2人ともスニーカーと動きやすい服装で行こうねって言うから、私はますます不安。何か私のイメージしているのと違うみたい。 どうして京都に行くのに、こんな山歩きみたいな格好しなくちゃいけないの?京都って、山だったっけ?登山(?)するのは、清水が限界だからね。2、3時間歩いたら、1回の休憩守ってよ。それもエアコンの効いているお店の中よ。ということで、明日から京都に行ってきます。新幹線に乗るのが楽しみかな。行ってくるね。


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夏の旅行


今年の夏休みは、主人の仕事の関係でなかなか日程が決まらない。それでも昨年から行くところは、館山と決まっていた。主人は館山・鴨川方面に、いつか住みたいと思っているらしい。でも家族の考えもあるし、それは夢なのだけれど。

わかっていても楽しく過ごせるならと、ずっと館山を中心に計画を練る。やっと主人の夏休みが決まったので、館山の新しくできたホテルを、8月中旬過ぎに2泊予約した。これで決まりだね。館山や鴨川の街を調べてみようねと、1年間楽しく考えて決めたのに、2人ともなんだか元気がなくなってしまった。夢は夢で、ずっと残しておいた方がいいのかもしれない。いつか一緒に見に行こうね。

夏の旅行は、館山からたった1日で京都に変更。京都に決めたのは、新幹線に乗ってどこかに行こうという単純な理由だった。必ず行こうと決めたのは、八坂神社と清水だけ。あとはただ京都の街の雰囲気を楽しむだけの、ゆっくり旅行。

京都の夏は、暑いだろうな〜。でも主人は中学の修学旅行以来なので、きっと楽しめると思うよ。元気を出して、いっぱいエンジョイしようね。


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チビテ、いつか見てね


昨年のハワイに行く前に、初めてのデジカメを買ってもらってから、泊まりで出かけた時には、写真を撮るようになった。ただ年齢と共に目が悪くなってきているので(早い話が老眼)、ずーっと腕をのばしてカメラを構えないといけない。つまりカメラより先に、自分の目のピントを合わせて、大体こんなもの?でシャッターを押す。

私のカメラはオートにしているので、ピントを合わせる所に緑の小さい枠が出る。その緑の枠がよく見えないので、それにばかり気を取られて、出来上がった写真はすさまじく斜めになっているものが多い 以前にみなとみらいに行ったときに、何をどうしたのかわからないんだけど、フラッシュがたけないようになってしまった。それでもまあいいかとシャッターを押したら、何とかここがどこだかわかる写真が撮れちゃった。ガラス越しにしては、綺麗に写っているでしょう?
 


パンパシ、インターコンチ、観覧車です。少し時間をずらして撮ったんだけど。左端には日本丸が見えます。本当はランドマークと日本丸を中心に撮った写真があるんだけれど、縦長の写真が取り込めないの。ハワイのブログのときにはできたんだけれど、どうしてそのときはできたのか、さっぱりわからない。これが私の限界です。

観覧車の時計は時を刻んで、すべての灯りに流れがある。写真の上手な人なら表現できるんだろうけれど、私はただぼやけずにまっすぐ写るように願うだけ。大丈夫かな?大好きな場所なので、やっぱり素敵に撮りたいのだけれど、写真のセンスがあったらいいのにな〜。



チビテ、元気?懐かしいでしょう?パソコンを持って行ってないって聞いたけれど、送るほどのものでもないので、いつか見てくれるときがあったらいいな〜と思って。ず〜っと、無理なのかも?夜の12時を過ぎると観覧車の光も消えて、みなとみらいも静かになります。若かったら今遊ばないでどうするってなるんだけれど、おじさんやおばさんたちは、もう寝た方がよさそう。


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