2008年01月の記事 | OVER THE RAINBOW 


<< January 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | -
いまごろ秋


もう世の中は冬なのはわかっているのですが、昨年の晩秋に横浜の銀杏並木に行ってきました。せっかく写真も撮って来たので載せてみようかな?

場所は横浜球場からの並木と、山下公園前の2ヶ所です。東京の絵画館前の銀杏並木も素敵ですが、横浜ではこの周辺がよく知られているんですよ。横浜球場から海に向かって歩いていくと、木が茂って暗い先に綺麗に色づいた銀杏並木が見えてきました。

当然のように連れは主人なんですが、この日はそんなに歩いていませんので安心してくださいね。理由は主人がやたらと寒がって、早く帰ろう帰ろうとしつこく言っていたから。主人は体脂肪がないために、すごい寒がりなんです。



若いころから、雪がいっぱい積もる所に転勤になったら凍死するかもしれないとか、冬に雪山に登る人の気持ちだけはわからないなんて本気で言っていたくらい。幸いなことに転勤は東京と横浜の繰り返しでしたが、それも会社に提出した書類に世話をする親の人数を、私の両親まで加えて4人と書いていたおかげ。違うんじゃないの?

すごく立派なカメラを持っている方の隣で、安〜いデジカメでパチパチ撮っていたら、奥さんこことここで撮るといいですよと、数か所の撮影スポットを教えていただいて、横浜球場の照明灯に向かって逆光で撮りなさいとアドバイスを受けました。どうでしょうか?真っ暗な気がするのですが。



次の場所で写真を撮ろうとしたら建物の前でドラマの撮影をしていて、スマップの吾郎ちゃんと女優の小雪さんが演技をしている真っ最中。ベンチなんかなかっただろうと思うのに、二人で小道具のベンチに座っています。

吾郎ちゃんと小雪さんのいる歩道は通行禁止で、私たちは反対側の道を歩いているのに、係員の人が止まらないで下さいと大きな声で叫んでいます。あのね、何もお休みの日にここで撮影しなくてもいいんじゃないの。吾郎ちゃんと小雪さんは、撮影の合間はにこにこしていて、とても感じがいいんですよ。



みんなは銀杏の写真を撮っているのに、写真を撮らないでくださいと係員の人は叫んで、何か勘違いしていないかという、いっぱいいる休日カメラマンたちの感想が聞こえてきます。それでもみんな、小雪さんが綺麗だとか吾郎ちゃん素敵だねとか、それぞれの感想を言っています。主人は、テストで何回も通り過ぎるエキストラの人を見て、上手にできてるのにな〜と同情。日が陰る前に撮影を終わらせてね。



それじゃあ、山下公園前の並木に行こうかと移動することにしました。昔からのお店や、素敵なスタジャンを売っているお店の前を通って行きます。

私がIVY世代だったので、子供には強引にVANのスタジャンを勧めて買わせたのですが、学校の試験中にスタジャン大好きの試験官にずっと後ろに立たれるという、本人に言わせると「すごいうっとおしさ」を味あわせてしまいました。試験が終わって席を立った時に、試験官に素敵なスタジャンだね、少し見せてと言われたそうですが、少しもうれしくなかったという笑い話があります。



山下公園からの銀杏並木にも写真を撮る人たちがいっぱいいて、その上に撮る場所も一緒なので、一緒に動いて一緒に止まるようになってしまい、みんな可笑しくて笑ってしまいました。

せっかく山下公園まで来たのに、主人がもう寒くて耐えられないと言うので(確かに薄手のジャンバーでした)帰ることにしました。これが逆の立場だったら、絶対動けば暖かくなるよと言われて、汗が出るほどこれでもかと歩かされるところですが、私はとても器の大きい人間なので(?)快く賛成してあげました。

お父さんも今日の教訓を生かして、これから私が歩きたくないとか寒いとか言ったときには、レストランや喫茶店に入ったりタクシーに乗るとか、男の優しさを形で表現できる方法を考えるといいと思うよ。



吾郎ちゃんと小雪さんのドラマで、銀杏並木にあるベンチに二人が座っている場面があったら、向かいの歩道で早く写真を撮らせてよと思っている私と、寒くて早く帰りたいと思っている主人がいると思ってくださいね。


| Yokohama | - | -
| 1/1PAGES |